赤ちゃんのお名前は、誕生7日目のお七夜に付けるのが慣例です。
名前は一生付き合ってゆく大切なものであり、赤ちゃんの命名のご相談と合せて奉告祭を承っております。
お子様の健康と成長、そして神々のご加護を願って、神社へ参詣する人生儀礼の一つであり、男児が生後32日目、女児は33日目にお参りすることが一般的です。
初宮には、赤ちゃんに祝い着を着せ、夫の母(姑)が抱くのが習慣になっていましたが、最近ではそういった慣習にこだわらない人も増えています。また、何日目というのも一つの目安ではありますが、あまり無理をせず、赤ちゃんの健康を第一に考えるべきでしょう。
お子様の満一歳の誕生日をお祝いし、神社へ参詣する儀式です。当社では、初宮でお参り戴いた赤ちゃんが満一歳を迎える頃、誕生祭のご案内をお送りしております。
お参りの際にはお子様の手形を取り、成長の記録としてお頒ちしております。
厄年の「ヤク」とは、「役目」の「役」にも通じ、かつては共同体の中で重要な役割を担う年齢のことを指していました。特に神事に関わる役目を担ったことから、厳重な物忌みが求められ、次第に身を慎むべき年齢と考えられるようになりました。
具体的には、男性は数えの25歳・42歳・61歳、女性は数えの19歳・33歳・37歳を指しています。特に男性の42歳、女性の33歳は大厄と呼ばれ、特に物忌みが必要であると考えられています。いずれの厄年も、その前後1年間に前厄・後厄の期間があり、本厄と同様に注意すべき年齢と言われています。
当社では、皆様の厄除祈願を随時承っております。本人のお名前を御神札に墨書し、御守を添えて祈願申し上げ、神々のご加護を祈ります。様々な災禍から身を守り、肉体的にも精神的にも充実した毎日をお送り戴けますよう、人生の節目の年に厄除祈願をお受け戴くことをお勧め致します。
古くから、生年月日による「九星の星回り」によって、人の運勢や方位の吉凶を占うことがしばしば行われてきました。九星とは、古代中国から伝わる民間信仰で、一白・二黒・三碧・四緑・五黄・六白・七赤・八白・九紫の九つからなり、その星の運行によって年回りの吉凶を判断するものです。
当社のご祭神である妙見様(天之御中主神)は、別名「鎮宅霊符神」とも呼ばれ、凶相の年回りを転じて福を招き吉相に変える、方位・方角の守護神として信仰されてきました。家の新築や転居など人生の転機を控えて、年回り等が気になる方は方位除祈願をお受け戴くことをお勧め致します。
その他にも、家内安全・商売繁盛・交通安全・合格祈願等、各種祈願を賜っております。
★各種参拝・祈願のお申し込みは、毎日朝9時~夕方4時半まで随時受け付けております。ご希望の方は、ご本殿前「授与所」にてお申し込み下さい。
(祈願料は5,000円より承っております)
初詣(はつもうで)とは、年が明けてから初めて神社や寺院などに参拝し、一年の無事と平安を祈る行事です。
元々は「年籠り」と言い、家長が祈願のために大晦日の夜から元日の朝にかけて氏神の社に籠る習慣でした。やがて年籠りは、大晦日の夜の 「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」との2つに分かれ、元日詣が今日の初詣の原形となったと言われています。現在でも、除夜に一度氏神様に参拝して一旦家に帰り、元旦になって再び参拝するという地方があります。
神社へ参拝をし、社務所でお守り、破魔矢、風車、熊手などを受けたり、絵馬に願い事や目標を書いたり、おみくじを引いたりして、今年一年がよい年であるよう 祈ります。昨年のお守りや破魔矢などは、このときに納めて焼いてもらうとよいでしょう。